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診療をモットーに、
人々が抱える不安や
ストレスの解消に挑む。

池袋さくらクリニック

回答者
院長 倉田 大輔
事業内容
美容医療・アンチエイジング医療・渡航医療

海外渡航が制限され、赴任や留学向けの健康相談や予防接種が激減

もともと救急医療や熱傷治療などに携わっていた私は、2006年、東京都保健医療公社大久保病院で「若返り・アンチエイジング外来」の設立に取り組みました。設立や運営を通じ、女性の社会進出が進んでいく中で増加する美容や肌の悩みなどのニーズに対し、安心感の高い医療が普及する必要性があるとの想いから、翌年「池袋さくらクリニック」を開院しました。

当時は3時間待ち3分医療と言われていた時代でしたが、私は患者様とじっくり話をしてその方のプロフィールや生活スタイルなどを出来るだけ理解した上で治療方針を話し合っていく方法を重視しています。そのため当院では、完全予約制で自由診療主体の医療を行っています。患者様の希望のままに治療するのではなく、時間をかけて本当の悩みに寄り添い、解決、に向けて共に進む必要があります。当院で治療を提供できない場合には「断る勇気」や「代替選択肢を提示する」ことも重要と考え診療に臨んでいます。

当院の診療部門は、美容やアンチエイジング(抗加齢)医療と、海外に行かれる方の健康相談や予防接種などの渡航医療です。所在地である池袋は交通アクセスがよいこともあり、患者様は関東圏だけでなく、北海道や九州から飛行機でお越しになる方もいます。従来から、マスクや消毒を徹底し、完全予約制のため院内で他人と接することがほぼ皆無であることから、患者様方は新型コロナウィルス感染の拡大後も安心して来院されています。

一方、渡航時の健康相談と予防接種は、新型コロナ禍により海外赴任、出張、留学、旅行等ができなくなったため、その需要は一気になくなりました。
こうした影響により、当院も一時的に2割程度の減収となりました。

『論語と算盤』に通ずる、感染対策と経済活動の両立をサポート

私は自院を運営しながら、2014年から4年間、明治大学大学院経営学研究科で「地域振興に役立つ観光・ヘルスツーリズム」を研究してきました。そこで出会った指導教授を始めとする諸先生方から渋沢栄一翁についての教えを受ける機会が沢山ありました。さらに、長年活動している東京商工会議所とのご縁から、渋沢栄一翁の道徳と経済の両立を提唱する『論語と算盤』と深く接するようになりました。

今回の新型コロナウィルス感染症が拡大する社会状況は、健康(感染対策)と経済(企業活動)が相反してしまう部分があります。健康(感染対策)を道徳に置き換えると『論語と算盤』に通ずると感じました。道徳と経済の両立が重要であるという考え方は、人々の心身の健康を守りながら経済活動も支えることに通じ、当院ひいては医師としての私の使命だと気持ちを引き締めています。

医療機関である当院が清潔な環境整備や感染対策など安全な取り組みをすることは、新型コロナウィルスの存在とは関係なく、至極当然なものです。新型コロナ禍ではこれらの取組みを改めてメールマガジンやホームページ等で発信し、患者様の不安解消に努めました。生活や仕事の変化による悩みやストレスは、肌や体調変化に現れやすいものです。患者様に対しては症状を診るだけではなく、今まで以上にお話を聞く問診の重要性を感じています。 飛行機等を利用される遠方の患者様方は来院を控えやすい傾向があります。オンラインなど遠隔診療も活用し継続したサポートを行っています。

閉塞した社会に疲弊している人々の希望となるような役割を

新型コロナウイルス感染症問題が解決するまでには、時間を要すると推測しています。当院には、医療情報を提供する出版編集事業があります。この事業を強化し、2021年は新型コロナウイルス感染症との向き合い方や正しい情報などを伝えていくことも重要である、と考えています。世の中が困っている状況や問題に対して、医師である私の視点や考え方を、執筆活動を通じて伝えてていきたいと考えています。

今は社会全体が暗くなっている部分があり、医療業界だけでなく様々な業界が血を吐く様な努力をしています。そんな時だからこそ『希望』が大事だと私は考えています。『希望』は今を頑張ろうと思える原動力に繋がります。
また、パラリンピックの父と言われ、整形外科医でもあるグッドマン医師は「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に活かせ」と言い障がい者スポーツに携わりました。東京2020大会が人々の『希望』となるよう、1年延期になったことを前向きに捉え、今できることに精一杯取り組んでいく頑張りを期待したいと思っています。それは、前を向くための挑戦と言い換えてもよいでしょう。
挑戦し、成果を得られた時の達成感や喜びを味わえるのはスポーツの醍醐味でもあるので、アスリートの方々の活躍を楽しみにしています。

  • 企業名 池袋さくらクリニック
  • 所在地 〒 170-0013 東京都豊島区東池袋1-25-17ウェストビル6F
  • 創業年 2007年
  • 従業員数 8人
  • 業種 サービス業
  • URL http://www.sakura-beauty.jp